照明やIHヒーターの導入、館銘板まで新品に！対象入居者に狙いを定めたリニューアル

今回は管理会社様経由でご相談いただいた、大家様のお悩み解決事例となります。

物件名を変更するとのことで館銘板を新たに設置するなど、個人オーナー様からあまり出てこないご要望がございましたので、ご紹介させていただこうと思います。

管理会社のご担当者様からお問い合わせをいただき、空室対策をして客付けしやすくしたいとご要望をいただきました。

大家様は管理会社様に一任していらっしゃるそうで、ほとんど管理会社様と商談。全15戸のうち11戸が空室となっているものの、周辺物件との差別化も難しく、管理会社様としても入居率をどう上げていくか検討されていました。

1R物件ですので単身者、特に単身赴任など居住コストを抑えたい人にターゲットを絞り、かっこよく言えばコンセプト賃貸のようなかたちを目指すことに。

家賃も低めに抑えているため、オーナー様としては少しでも物件の利回りを上げたいと考えていて、その辺りもなにかできることはないか？と調整を進めていきました。

変更前のガス会社から受けていた給湯器のフリーメンテナンスは引き続き付くかたちで、ガス料金の値下げはマストで行うことに。

また、キッチンのシンクしたのスペースが使い勝手が悪いのでは？とのことで、ホテルについているような小型冷蔵庫を設置して、利便性UP。細かいものですが照明器具も設置することで、引っ越しに際しての入居者の負担を減らせるようにしました。

さらにキッチンには電熱線タイプのコンロ（大きい蚊取り線香のような形をしています）だったので、IHコンロへと変更。これだけでずいぶん部屋の印象が変わりました。

そして館銘板ですが、専門業者への発注となり、ステンレス調のカッコいい雰囲気の物件名表示を設置。合わせて管理会社様の方で共用部を掃除されたようで、客付けに向けて着々と進んでいきました。

オーナー様への付帯収入は、一番ガス会社と協議を行った部分です。ボンベスペースの借地料として、毎月固定の金額をオーナー様へ支払う（最終的に、年1回まとめて振り込む）ことになりました。

ちなみにお客様との契約に関係ありませんが、ボンベスペースではボンベチェーンが錆びていたので交換も実施しています。